【SM】風俗嬢視点のNGプレイと見極め方【女性の本音】

Chap.1 嫌よ嫌よも好きのうち

Chap.2 私がNGにしたお客様

Chap.3 SMプレイの大前提

Chap.1 嫌よ嫌よも好きのうち

 

「嫌って口では言っても、本当はして欲しいんだろ♪」

 

風俗店でのプレイ中、そんな事を思われる旦那様方結構いらっしゃると思います。
実際、そういうシチュエーションも少なくありませんよね?

 

今回はプライベートでの信頼関係があるパートナーではなく、
初対面の風俗嬢とSMプレイを楽しむ際の注意点をお伝えさせていただきます。

 

前提として、私はノーマルプレイの高級風俗店で働いておりました。
なので、ガチガチのSMプレイ専門店でのお話ではありません。

 

なぜわざわざ「高級店」というワードをつけたのか?
それは、「大衆店」と「高級店」ではサービス内容が少し変わってくるからです。

大衆店ではズバッと断られることでも、
高級店ではある程度許容してくれたりします。
有名なもので言えば、【即尺】【即ベッド】が基本です。

お風呂に入る前にフェラ→そのままベッドでプレイ、みたいな流れですね。

金額も大きくなってきますから、多少のことは許容してくれます。
もちろん、そもそもお店でNGとされていることはしないでくださいね。

 

大体のお店でNGとされていること

 

・コンドーム着用の嬢に対して生プレイの強要(本気で嫌がられますし、黒服さんを呼ばれます。)

・キスマーク、体に跡をつけるプレイ(キスマークをつけようとする旦那様一定数いらっしゃいますが、傷害罪で通報されます。)

・連絡先、店外デートの強要

・盗撮、写真撮影(怒られる、だけで済めばいいのですが、警察案件です。)

 

嬢が許容すればOKなこと

 

・特殊プレイ(SM、聖水、オモチャ、などなど)

・連絡先、店外デート

 

私のようなM気質の強い嬢もいれば、S気質の強い女王様タイプもいます。
その見つけ方としては、お店に聞くか、嬢のブログを覗いてみるのが一番早いです。
旦那様へのお礼投稿にプレイのヒントが書かれていたりもします。

 

ではお気に入りの嬢を見つけていよいよプレイ。
そうなった時の、嬢の許容範囲の見極め方をお伝えしていきます。

 

一言で言うと

 

風俗嬢が「ダメ」と言ったらダメです。

 

ではわかりやすくシチュエーションと感情を例文で見ていきましょう。

OK

彼女「え〜?それはダメぇ…(まぁでも◯◯君ならされてもいっかなぁ)」

彼女「あーん♪もう、ダメだったらぁ…(しょうがないなぁorもっとして)」

NG

彼女「は?ダメに決まってんじゃん(真顔)」

OK

風俗嬢「え〜?…本当は嫌だけど、◯◯さんならいいですよ♪」

NG

風俗嬢「え〜?それはダメぇ♪(笑顔)」

 

お分かりでしょうか?
彼女やパートナーに関しては、ダメと言ってもあなたなら…という感情も含まれています。
その辺に関しては普段からのコミュニケーションや信頼関係があると思うので
判断できるかと思いますが、問題は嬢の方ですね。

ポイントとしては、言葉の中に「許容」の言葉が入っているかどうかです。

 

では強行突破するとどうなるのか?

嬢「え〜?それはダメぇ♪(嫌です。)」

嬢「ん…もう…ダメだったらぁ…(嫌って言ってんじゃん)」

嬢「ねぇ…ほんとに無理ぃ、やだぁ…(マジで無理)」

退室後

嬢「さっきの人今後NGでお願いしまーす。」

 

こうなります。これはまだ優しい方です。

本当に嫌な事をされた時は、蹴っ飛ばしてバスタオルを巻いて部屋を出て黒服さんの所に緊急避難しなさいと指導を受けておりますから、そうする嬢もいるかも知れません。

彼女のように真顔で拒否しないのは、旦那様が「お客様」だからです。
お部屋に入った以上、最後まで楽しく過ごして楽しい気分で帰ってもらいたい。
プロの嬢はそんなふうに考えてお相手させて頂いております。

 

たまに真顔でピシャッと拒否する嬢がいると聞きますが、
それでは気分もアソコも萎えちゃいますよね。

 

そんな気分にさせないためにも、嬢は笑顔でやんわり拒否します。
だからこそ、嬢がダメと言ったことに関しては旦那様方が素敵な気分で帰るためにもしないであげてくださいね。

 

Chap.2 私がNGにしたお客様

 

こちらでは私が現役時代に受けたSMプレイを少し。

 

ブログで私がMだと知ってご来店頂いた旦那様。
穏やかに話をしていよいよプレイへ…

 

エスコートしようとする私の手を引っ張りベッドに乱暴に突き飛ばします。
そして手首を押さえて私の体にまたがる旦那様…

『あっ…(粗雑な感じで素敵…♪)』

そのまま荒っぽいながらも順調にプレイが進んだかと思いきや…

ガリっ

『いっ…?!!(え?!何?!)』

思い切り乳首を噛まれました。血は出ていないものの、突然の痛みに顔を顰める私。
そんな私の顔を見て満足そうな旦那様。

 

当の私は、この方ちょっとヤバいかもしれないと若干怯え気味。

 

その後本番へと進み、バックの体制で攻められていた時…

スパァァン!!!

『きゃあ!!!!(痛っったぁ!!!)』

力加減も何もない猛烈なスパンキング!!!
続け様に何度も何度も叩くというよりも殴るに近い平手打ち…
その度に悲鳴を上げる私。

『やっ…いやぁっ!(痛い痛い痛い!!!力加減!!!)』

気持ちいいとか興奮とか全くありません。
なんというか、ただの拷問です。

 

極め付けの正常位…
やっとお尻叩きから解放されたと思ったのも束の間。

今度は突然のビンタ!!

『!?(いや、顔!!!!!!顔て!!!!)』

からの首絞め!!!!

『うぐっ…(マジで何なんこいつ…!!!!)』

 

言葉の治安が悪くなり申し訳ございません。
でも本当に心情としてはこんな感じです。
ただ痛いだけの殴るようなスパンキング、噛み付き、ビンタ、首絞め。
許容範囲オーバーのオンパレードです。
SMではありません。
もはやただの戦闘というか喧嘩ですね。
それも一方的な。

 

もちろん、一発NGとさせて頂きました。

 

痛いわけではないけれど、もう一つ。

 

私のアナルにとても興味をお持ちの旦那様。

この方は初見さんではなく、リピーターの旦那様。
いつもマットプレイの際に私のアナルで遊び、
アナル用のオモチャやローターなどを持参されておりました。

 

私はアナルは正直大嫌いだったのですが、それ以上は嫌!というと
いつもやめて下さるし、嫌だけどまぁNGにするほどではない…と許容しておりました。

が、回を重ねるごとにエスカレートし…

「今日はこれを持ってきたよ」

とでっかい注射器のような浣腸を取り出したのです。

 

『いやいや、無理ですよ、嫌ですよ。』

「いいじゃない、ね?いいでしょ?お願い」

『無理ですって、ねぇ本当に無理…』

「大丈夫大丈夫、ほら、大丈夫だから。」

何が大丈夫なのか。と思いながら強く拒むことは出来ない私。
本当はして欲しいから、ではなく、その場の空気を壊すのが怖いから。
本来ならここでしっかり拒絶の態度を取っても、問題ありません。
そういう趣旨のお店ではないし、サービスには含まれていないからです。

 

「ほら、入っていくよ…」

浣腸液を2本分たっぷりと突っ込まれてしまい、即座にグルグルとお腹が回り出します。

『…あ…の…ほんとに無理です…トイレ行かせて…』

トイレの中までついてこようとする旦那様。

『ほんとに無理!!それだけはやめて!!嫌です!!』

ここにきてようやく本気で拒絶し始める私。
本格的に余裕もありませんでした。

 

お客様をお部屋にほったらかしにして15分ほどトイレに籠る謎タイム。
ようやく出てきてげんなりする私をマットプレイに誘い、
いつものようにアナルを弄り倒す旦那様。
アナル挿入をしたいと迫られます。

なんとかお断りできたものの、

あぁ、これはもうダメだ。

そう思い、その日でその旦那様をNGリスト入りとさせて頂きました。

 

Chap.3 SMプレイの大前提

 

SMプレイの大前提とは何なのか?

それは、相手が本当に許容しないことはしない事なのだと思います。
特殊なプレイである以上、許容できない範囲はただの拷問です。

 

それをしたいのであれば初めからSM専門店に行きましょう。
嫌がる事をしたい、拷問したい。
そういった性癖をお持ちの方もいらっしゃるかも知れませんが、
せめて、ご自身だけの性奴隷にしてあげてください。

 

今でこそ私はアナルもスパンキングも
快感として捉えることができるようになりましたが、
それはご主人様であるK様の調教があったからこそです。

 

そして、なぜK様に許容出来たのか。
それは「信頼関係」と「服従」です。

私はあなたのものです、と強く屈服させられたからこそ、
嫌なことでも許容し、なおかつK様の努力があったからこそ
私は快感を得られるまでになりました。

 

だからこそ、

風俗嬢とSMプレイを楽しみたいのであれば、
嬢が許容しないことはしない。

それ以上を楽しみたいのならSM専門店か、
信頼関係のあるパートナーと。

これが大前提なのだと私は思います。

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