【SM】ご主人様と私の調教日記〜蝋燭〜【体験談】

Chap.1 お仕置きのはじまり

 

「蝋燭か鞭か選ばせてやるよ。」

 

日頃の度重なる非礼に、ついにキツイお仕置きを命じられてしまいました。

ご主人様がこのお仕置きが大好きなのは知っています。

苦痛に歪む私の顔を眺めるのが大好きなのです。

でも、まだ私は激しく痛いものや熱いものに慣れておらず

よっぽどのことがない限りはご主人様もこのお仕置きは選びません。

 

でも今回はお仕事での失態や、ご主人様からのラインの既読スルー、

軽口などが重なってしまった為、キツイお仕置きをされて当然です。

 

せっかく選ばせていただけるので

『蝋燭でお願いします』とお返事すると、

 

「じゃあ蝋燭で両乳首の型がしっかり取れるまでな。」

 

と聞くだけで腰が引けるようなお仕置き内容を

早朝から伝えられました。

 

夜が来るまで苦手な蝋燭のお仕置きに怯えながら

1日を過ごさなくてはならなくなるという、

私をいじめる事に関して本当に抜かりの無いご主人様です。

 

ご主人様の狙い通り、その日1日ご主人様のお顔を見る度に

夜に蝋燭…という不安と恐怖に胸をざわざわさせられる事となりました。

 

ですが、その日は結局仕事後の時間を合わせることが出来ず、

オアズケに…。

 

翌日

 

「今日の仕事ノルマ終わらせたらまずお仕置きだからな」

 

『仕事が終わったらご褒美じゃないんですか…?

昨日もちゃんといい子で待ってたのに…』

 

と思わず言ってしまいました。

だって、お仕事が終わったら、頑張ったねって褒められたいです。

昨日は寂しい思いさせてごめんねって慰められたいです。

ご褒美いただきたいと思ってしまいますよね?

 

「お仕置きの後に濃厚に犯されて気持ち良くなるのと、

気持ち良くなった後にキツーいお仕置きされるのどっちがいい?」

 

……先にお仕置きされたいです。

 

考えたら当然です。ご主人様はいつだって正しいんです。

たくさんたくさん可愛がってもらって終わる方を選択しました。

 

お仕事の最中も、合間合間に私の胸を弄って

私を発情させては放置を繰り返すご主人様。

 

お仕置きされるとわかっていても、うずうずしてしまって

頑張って早くお仕事を終わらせて、

今日は少し早い時間からご主人様との濃密タイムを過ごせる…

 

と思いきや、ご主人様に突然の来客のご連絡が…

 

服を脱いで、蝋燭も手枷も首輪も、全てつけていただいた上で。

 

でもお客様ということならどうしようもありませんし、

ご主人様を困らせるわけにもいきません。

 

慌ただしく部屋を出る準備をして、自分の家に帰ります。

思ったようにご主人様とのお時間が過ごせず心が苦しくなります。

 

しょんぼりと一人車を走らせているとご主人様からの着信が…

 

「今どこにいる?来客予定なくなったから、早く帰ってこい。」

 

ご主人様の声に沈んでいた気持ちが一気に復活します。

近所でUターンして、急いでご主人様の元に帰りました。

 

Chap.2 本当に低温?

 

服を脱ぎ捨て手枷足枷と首輪をつけ、はやくはやくと蝋燭を咥えます。

まるでご褒美をいただく犬のようです。

 

しかし、いざ逃げられないようにご主人様が両手足を鎖で固定しはじめると

やはり熱さへの恐怖に身体がすくんできます。

 

ライターの音が部屋に響き、ご主人様が蝋燭を傾けると、少しの間を置いて

真っ赤な雫が私の胸目掛けて滴り落ちてきました。

 

『あっ……つ…!!熱い!!熱い!!ううーー!!』

反射的に身体が跳ね上がり、悲鳴を上げます。

 

ご主人様はお構いなしにボタボタと垂らし続けます。

 

連続で垂らし続けられると熱が引かず

本当に火傷しているんじゃないかという恐怖も出てきます。

恐怖もさながら、とにかく熱い。熱すぎて痛い。

本当に低温蝋燭なのか?と疑うほどです。

 

『いやぁ!!いやです!!無理!!もう無理ー!!』

 

ご主人様のおかげで感じやすくなってしまった胸の先端に

否応なしに垂らされ続ける業火。

 

あまりの熱さに耐え切れずそう叫ぶとご主人様が一旦止めてくれます。

 

「ほら、まだまだ型ァ取れるほどじゃねぇぞ。」

 

ご主人様が悪い笑みを浮かべています。

 

楽しそうで何よりなのですが、

あんまり長時間ロウを垂らさずにいると…

 

雫、というよりもはや液体をドバッとかけられる量の熱を投下されました。

 

声にならない悲鳴を上げて歯を食いしばり、暴れようとしても

ベッドに繋がれた鎖がぎしぎしと軋むだけで逃げることはできません。

 

『止めないで…溜めちゃ駄目…熱いからァ…』

 
「無理って言うから止めてやったんだろうが。ワガママな奴隷だな。」

 

確かに矛盾だらけです。熱くてやめて欲しいのに、

止められてしまうとロウが溜まって熱されてもっと熱い。

 

そんな葛藤の中でまた大量の赤を注がれるのでした。

 

Chap.3 選択

 

熱さと痛みで身体が震え始める頃、ようやく片方が終わりました。

 

「いい感じにコーティングされたな。まぁもう片方残ってんだけどな。」

 

息を荒げて自分の胸の先端を見つめます。

私が暴れたせいで飛び散ってはいますが、

真っ赤なロウがしっかりと敏感な部分を覆い隠しています。

 

「どうする…?」

 

ご主人様の優しい声が聞こえます。

きっと私が本当に無理と言えばやめてくれるのでしょう。

でもそんな事はさせません。

お仕置きをやり切ったという達成感がないと、

この後のせっかくのご褒美が台無しです。

 

『がんばり…ます…』

 

ご主人様がまた悪い笑みを浮かべて私の傍に立ちます。

 

「お前の苦しむ顔がよく見える位置でやらねぇとな。」

 

また蝋燭に火が灯り、私の体に垂らし始めました。

 

双丘が赤に染まると、ご主人様がロウを剥がしてくれます。

突起の形そのままのロウをみるのはすごく恥ずかしい…

 

ざらついた体を流すためにシャワーを浴びていると、

やはり胸がヒリヒリします。

熱すぎたのかしら、やっぱり火傷してしまっていて、

後で水膨れなんかになったらどうしよう…と不安でしたが、

翌日は跡も痛みもありませんでした。

熱さと痛みは与えてくれますが、しっかり後には残さない優秀さ

SM専用というだけあって安心です。

 

ご主人様がヒリヒリしたところを優しく舐めて下さったお陰かも

しれませんけど。

ちょっとしたご褒美。

 

さて、ここからは濃密なご主人様との…

え?まだお仕置き続行???

 

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