【SM】ご主人様と初めてのSEX〜本番編〜【体験談】

Chap.1 手加減
Chap.2 失神
Chap.3 記憶

Chap.1 手加減

 

これでもかという前戯でぐったりする私を起こし、K様が体を横たえます。

攻守交代。

今度は私がK様を愛撫する番です。

 

今まで鍛え上げてきた技を!とK様の体に覆い被さり、

首筋から徐々にキスを落としながらK様の可愛らしい乳首に吸い付きます。

 

女性と同じく男性も十人十色。

K様がどこが感じるのか探るように反応を見ながら…

 

と思ったものの、まさかの無反応。

 

あれ?あんまり乳首は感じない人かな…?

とまたゆっくりと唇を這わせながら、男根の方へ…

 

そそり勃ったソレに舌を這わせ、唾液をたっぷりとつけるように裏筋を幾度も舐め上げます。

歯を当てないように口に含み自分の喉の奥限界まで飲み込んで、唇で扱き上げるようにピストン。

柔らかい陰嚢に触れ、ちゅぱ、と口内で転がしていると、男根が少し張りを無くしてしまいました。

 

なるほど、玉舐めはあまり好きではないご様子…

 

と思いながらまた男根の方に移り、そちらは触らないようにしました。

しばらく吸って、扱いて、舌で包み込むように舐めて…と繰り返してみますが、

やはり無反応。

 

気持ちいいのかそうではないのかわかりづらい無反応タイプ…!

難しい…!と不安の中で男根はまた張りを取り戻して行くのに少し安堵しながらも愛撫を続けていると、

 

『ゴムつけて。』

 

と余裕気な笑みを口元に浮かべながら仰います。

いよいよ本番…とドキドキしながらK様の男根にゴムを被せました。

私をベッドに転がし、そそり立った男根の先端を私の秘裂に擦り付けると、くちゅくちゅといやらしい水音が響きます。

 

『すげぇな、さっきよりぐちょぐちょじゃん。ローション仕込んだろ?』

 

「仕込んでないです…!」

 

『じゃあなんでこんなヌルヌルなの?濡れにくいのに?』

 

ローションを仕込んでいたら潮で流れてしまっている。

そんなことわかってらっしゃるはずなのにわざと濡れていることを再度認識させるように意地悪を仰るK様。

 

『挿れる前からこんなんで、どうなっちゃうんだろうなー。』

 

言いながらK様の男根が私の秘肉を押し広げながら侵入してきます。

 

「あっ…あっぁっ…!大きっ…ぃ…っ!」

 

『痛くない…?』

 

「ん…っ大丈夫です…っ」

 

『ゆっくりね。』

 

突然の気遣いに胸がきゅんとします。

実はその日はお客様の接客後で少しひりひりしていたのです。

K様にお伝えはしていたものの、あまりの濡れ具合にむしろ私が忘れかけておりました。

 

ゆるゆるとゆっくり律動しながら、少しずつ奥へと進んでいきます。

慣らすように、優しく、ゆっくりと。

 

「あ…ぁあ…うっ…」

 

K様の意図していることなのか、そうではないのかわかりませんが、

【心遣い】と感じていた律動が段々と【焦らし】に変わっていきます。

 

私の秘肉がK様の男根に絡みつき、擦られるその感覚をもっと感じたいと本能的に意識をソコだけに集中させていまいます。

私の息が深く、所々震えてきた頃、律動が段々と速くなってきます。

 

焦らされて濡れそぼったソコは痛みを感じることなく、ただ強くなる快感に身を委ねることができました。

 

「あっ…あっ?!あぁ嫌ぁ…っ気持ちいい…ッ」

 

またです。

K様に突かれていると、指の時にも感じた不思議な感覚が体を襲います。

おへその下から鳩尾、胸の奥までぐぐっと押されているような、掴まれているような不思議な感覚。

 

なんだかわからない、でも嫌な風じゃない。

体の奥から支配されていくような快感。

 

「やぁ…っイッちゃうっイッちゃうのぉ…っ!!」

 

何度もそう叫び、また突かれ、抵抗しようにもいとも簡単に押さえられて。

それを繰り返しながら私の体の熱も意識も蕩けきったところで…

 

 

『…そろそろ本気で突いていい?』

 

「…え?」

 

Chap.2 失神

言うや否やK様が私の膝裏を抱え、ぐぐっ!!と体重をかけてきます。

 

「ひゃ…あっ?!!」

 

子宮口のもっと奥を押し上げ、子宮を揺さぶられます。

K様の腰が私の腰と密着したかと思うと、間髪入れずに叩きつけるようなピストンが始まりました。

 

「本気っ…てっ、!ああぁっ!!だめぇっ!!」

 

今までもこれまでに感じたことがないほど気持ちよかったのに、手加減されてたなんて…

 

奥を突かれる度、脳天まで貫かれるような電流が走ります。

あまりの快感に息すらまともに吸えず、何をされているのかわからなくなっていきます。

 

この辺りからは記憶が少し曖昧で、次に覚えているのはK様の御命令でした。

 

『四つん這いになれ。』

 

ぐらぐらする頭の奥でK様の低い声が響き、私はよろよろと後ろを向きました。

もたつく私の腰をK様が掴み引き寄せると、また剛直が私を貫きます。

 

「っあ゛ーー…あ゛ーー…ッ」

 

力が入らず、まるで人形のようにただ揺さぶられながら、K様の男根が硬さを増し一層律動が激しくなったかと思うと、

最奥で熱い飛沫が迸るのを感じました。

 

「…ぅ…うぅ…」

 

後処理をするK様を気配で感じながら、私は起き上がる気力もなくベッドに沈みました。

 

Chap.3 記憶

初体験の前編、後編とお付き合い頂きありがとうございます。

 

イッたことがない、乳首はあまり感じない、濡れにくい。

職業柄多くの性行体験を重ねてきた故の慣れや鈍感さなのでしょうか?

 

しかしK様との初体験はこれまでのどんなプレイをも凌駕し、私の体の常識を覆す体験をさせて頂きました。

 

後から思い返すとプレイの後半がよく思い出せません。

気がつくと別の場面で記憶が途絶えていて、その間の記憶がどうしても思い出せないのです。

 

多分途中失神を起こしていたのでしょう。

酸欠?過呼吸?はたまた快感による脳のキャパオーバーでしょうか?

 

イッたことがないのに先にSEX中の失神を初体験するとは思ってもみませんでした(笑)

 

まぁその後関係性は長く続き更に驚くような体験をするのですが、それはまた別のお話に。

 

それではごきげんよう。

 

〜fin.〜

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